なかまさんの英語のはなし

 

(昔書いたものをサルベージ)

 

中間さんの英語が文法教育を受けたひとのものと思われる理由のひとつに、文章で構成しようとするのがみられる、というファクターも少なからず影響してると思う。しかもそれが、わりと中高生の頃に教科書で見かけたような文章構成(わりとかため、とでも言いましょうか)だと思ってる。

わたしが知る範囲では、彼が英語を使っていた場面は主に面と向かった対話の場面なので、極端な話、通じればいいというやり方ならボディランゲージだけでも、言葉を使うとしても名詞とか動詞だけで無理やり対話はできちゃうんですよ。でも、彼はそういうところで、きちんと主語述語を伴う文章構成にしている。意識してるのかそうでないのかは置いておいて、文章として組み立ててアウトプットしてるので、かちっとした英語に見える。関係代名詞とか付帯状況とか仮定法とか、そういう文法上でのラベルは必要なくて、でも自然と頭の中のどの引き出しを開けてどう使うかを知ってるひとだなーと、ぼんやりと思う。

たまに引き出しを間違えてるときもあるけど、人間それくらいはあるよね。別にテストで点数を取るための英語をやってるわけじゃないからそのへんはいいんじゃないって思ってるよ。


ちなみに、わたしは、文法事項のことを考えながら日常生活を送ることとか、わりと毎日だよ…。仕事で意識してるところがあるから癖みたいになってるっていえばそうなんだけどね(とはいえこのあたりまだまだ勉強不足だし、正直に苦手だと思ってる)ある曲の歌詞が引っかかるなと分解したら、後ろに続くのが名詞なのに形容動詞の活用形になっていて、ああでもこれ動詞部分は省略してるのか、とか考えるよ…。めんどくせぇなって思ってるよ…。